受講者の声

経済産業省職員 堀琢磨(ガス安全室)

危機管理について、広く、深く、実践的に学べる内容。防災士の方にもおすすめいたします。

顔写真

取得資格

2020年度 危機管理士(自然災害)
2021年度 危機管理士(社会リスク)
2022年度 一級危機管理士

 防災士研修の受講後、危機管理について、より広く学びたいと考えており、危機管理士の講座はぴったりのものでした。防災士研修と異なる点は、範囲の広さと、演習の有無です。具体的に、防災士の研修は災害発生の仕組み、災害情報(ハザードマップ等)、公的機関や事業者の災害対策、自助・共助の取り組みといった自然災害分野に焦点をあてているのに対して、危機管理士の講座は、自然災害はもとより、社会リスク(大規模事故、企業不祥事、感染症等)も扱っています。また、危機管理士の講座は、演習の時間があり、特に一級講座は、図上訓練企画、リスク評価と計画・評価(フィールドワークを含む)等、実践的な演習があります。自治体、教育機関、民間企業からの参加者とのグループ演習では多様な見方を学ぶことができました。防災士をお持ちの方にとっても、本講座は、危機管理について、より広く、より深く、より実践的に、学べる内容と思います。講義には、ガスの供給事業者のようなインフラ関連事業者にも必要な知識・力量が数多く盛り込まれており、今後は、事業者向けの講習等で、学んだことを活用していきたいと思います。