2024年1月1日16時10分に発生した能登半島地震(マグニチュード7.6)で被災した地域での救援・支援活動で、一級危機管理士の会員が活躍しています。
熊本市職員として熊本地震に対処した経験を持つ大塚和典さん(Bosai Tech 株式会社 代表取締役社長) は、1月3日に現地に入り、珠洲市で支援活動に長く従事しました。
珠洲市の業務改善として、職員の安否確認、今後予想される災害業務の作成、さらに、宿泊場所探し、キャンピングカーの手配も行いました。
飯田市の危機管理室の後藤武志さんは災害時の自治体支援に多くの経験をお持ちですが、1月17日に輪島市に入り、災害復興についての知見と経験を提供しました。
現地では、り災証明書の発行窓口業務の準備、A Iを使った建物調査提案の被災自治体への繋ぎなどを行い、飯田市としては、損壊建物の資料を作成して輪島市に納めました。
西東京市議会議員の納田さおりさんはボランティアとして、4月4日から2日間、七尾市で開設したテント村に宿泊し、災害廃棄物の運搬ボランティア活動を行いました。
七尾市ボランティアセンターでは、市社会福祉協議会の責任者に、テント村では運営支援に当たる総社市職員にヒアリングを実施し、課題調査を行いました。
4月6日(土)に開催された一級危機管理士勉強会では、輪島市に入り、被災建築物の撤去状況や、ボランティアの活動状況について徒歩調査を行った結果を、現地からのLIVEとしてネットで、会員に報告しました。